腎臓病を考える会

はじめに

 腎臓病を考える会代表の石川と申します。日々、病院の管理栄養士として高血圧、脂質異常症、糖尿病、腎臓病の栄養指導をおこなっております。2007年透析導入患者の原疾患でもっとも多いのが糖尿病であり(わが国の慢性透析療法の現況より)、実際、糖尿病の患者様の栄養指導は年々増えております。糖尿病が原疾患の患者様と腎臓病の栄養指導をすると、患者様の共通の言葉は「今までの食事と真逆なのね」という驚きの言葉を耳にします。また、他の病態の患者様も腎臓病とは無縁と思っている患者様が多く、高血圧、糖尿病と腎臓病は結びつかないようです。また、腎臓病は心血管障害のリスクが高いことも知らない方が多いように感じます。高血圧、糖尿病の患者様だけでなく、今、メタボが気になる方、コレステロールが高めの方、他、病気ではない方も腎臓病にならないよう予防をしてもらいたいと思い、2008年7月に腎臓病を考える会を発足しました。私が勤めている病院では、栄養指導の一環として透析を受けている患者様とその家族様を対象に月に1回調理実習を行っております。好評のお声を頂いており、透析食を学びながら美味しい料理を食べるポイントを理解することが出来るような指導を行っております。このような形で、埼玉県・春日部市近郊にお住まいの方を対象に料理教室をおこなっていきたいと考えております。他、色々な企画を考えていきたいと思っております。

CKD(慢性腎臓病)とは

 CKD(慢性腎臓病)とは、慢性に経過するすべての腎臓病の総称であり、専門医だけでなく、社会に認識 して もらうために作られた新しい概念です。 CKDは、放置すると腎機能が徐々に低下して、透析や移植を必要とするような末期腎不全に至ります。また、CKDが狭心症や急性心筋梗塞などの心血管障害のリスク因子となっていることが、さまざまな調査・ 研究から明らかになってきました。そのため、早期発見・治療が必要なことはもちろんのことですが、CKDの進行予防には、食事療法が有効です。

CKD(慢性腎臓病)の診断基準

 1.尿異常、画像診断、血液、病理で腎障害の存在が明らか。(特に、蛋白尿の存在が重要)
 2.糸球体濾過量(GFR)が60ml/min/1.73㎡未満
 1.2.のいずれか、または両方が3か月以上持続する。
                            CKD診療ガイド 日本腎臓学会編より

腎臓病を考える会メンバー


 丸山 寿晴   医学博士、総合内科専門医、循環器専門医、透析専門医・指導医、ICD
         ケアマネージャー、日本腎臓学会会員、日本糖尿病学会会員

 浜田 寛昭   医学博士、総合内科専門医、循環器専門医、透析専門医・指導医
         日本腎臓学会会員、日本糖尿病学会会員

 高山 英一   医学博士、総合内科専門医、循環器専門医
         日本体育協会公認スポーツドクター

 古田 勝彦   透析専門医

 佐久間容子   日本看護協会会員、日本透析医学会会員、看護師

 嶋村 仁美   日本看護協会会員、日本透析医学会会員、看護師

 長瀬ひろみ   日本看護協会会員、看護師

 矢吹 寛美   日本透析医学会会員、臨床工学技士

 関根 紀子   日本透析医学会会員、看護師

 野澤いと子   日本腎臓病学会会員、看護師

 日下部勝則   日本透析医学会会員

 田中まりこ   管理栄養士

 萩原 友美   管理栄養士

 嶋田真莉奈   管理栄養士

第5回 CKD予防料理教室

 参加していただいた皆様、ありがとうございました。     

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